3種類の違いと代表曲を知り、作曲や演奏に活かしましょう!
目次
3つのマイナースケール
どれを使ったらいいの?
「マイナースケール(短音階)」の勉強をするときは、
3つの種類を学びましょう!
この3つを使いこなせるようになると、
・切なさや悲しさ
・ダークな印象
・どこか哀愁のある曲
こんな印象のメロディーを作れるようになります!
では、「マイナースケール3種の聞こえ方の違い」を覚えていきましょう!
【代表曲と一緒に】
3つのマイナースケールをみにつけよう!
テキストなどを見ると、仕組みも複雑に見える…。
3種のマイナースケール
ポップス界では英語で言いますが、
クラシック界では日本語で言われることが多いです!
どっちで呼んでも正解です。
代表曲 ①ナチュラルマイナースケール(自然短音階)
ナチュラルという名前の通り、何も特別なルールがない自然な短音階です。
切ない曲や不穏でかっこいい曲など、このナチュラルが多く使われます。
代表曲
ポイント
切ない曲や不穏でかっこいい曲など、このナチュラルが多く使われます。
マイケルジャクソン「Billie Jean」
米津玄師「Lemon」
代表曲 ②ハーモニックマイナースケール(和声短音階)
ハーモニックという名前の通り、和声的な短音階です。
代表曲
ポイント
聴き映えするクラシックや、怪しい雰囲気が得意なスケールです。
葉加瀬太郎「情熱大陸」
代表曲 ③メロディックマイナースケール(旋律短音階)
このメロディックマイナースケール(旋律短音階)だけ、
上行形と下行形で形が違います!上行しているメロディーの時は上行形を、
下行しているメロディーのときは下行形を使います。
上行形
下行形
メロディックという名前の通り、旋律的な短音階です。
代表曲
ポイント
独特の雰囲気を出したり、哀愁が出やすいです。
ポルノグラフィティ「サウダージ」
ビートルズ「Yesterday」
気づいた方もいるかもしれませんが、
「自然短音階=旋律短音階の下行形」です♪
まとめ
ポイント
【マイナースケール3種類】
・ナチュラルマイナースケール(自然短音階)
・ハーモニックマイナースケール(和声短音階)
・メロディックマイナースケール(旋律短音階)
3つとも曲の雰囲気を変えることができる。
音が少し変わるだけで、メロディーの雰囲気は変わります。
今回は、聞こえ方の違いと名前を覚えておいてください♪
次回は、スケール一音ずつの名前と役割を学びましょう。