今回は楽譜の読み・書き第二弾「変化記号」についてです。
楽譜を見てみると一番先に目に留まるのが、この変化記号ではないでしょうか?
この先音楽理論を学んでいくうえでも、とても重要なポイントとなります。
正しく理解し、作曲やアレンジに活かしていきましょう!
こんな方におすすめ
- 変化記号を知り、楽譜を正しく読み書きしたい!
- 音楽理論をこれから学び始める
変化記号とは
変化記号とは?
シャープ「#」やフラット「♭」など。
音の高さを変える記号を変化記号と呼ぶ。
変化記号は、調号や臨時記号として使われる。
「調号」と「臨時記号」については、後半で詳しく説明します。
まずは、変化記号の種類を確認しましょう!
シャープやフラットは見たことある人も多いのではないでしょうか。
全5種類の変化記号は、楽譜に欠かせない記号です。
それでは、5種類それぞれの意味を学んでいきましょう!
変化記号5種類の意味
変化記号と呼ばれる「シャープ」や「フラット」の意味を知り、
楽譜の読み・書きをするとき、作曲するときの参考にしてください♪
調号と臨時記号
ポイント
【変化記号が使われる2つ】
・調号
・臨時記号
この2つに変化記号を使用します。
調号
「曲全体に有効」というのがポイントです。
上の画像だと、「ファ」と「ド」の位置に調号が付いています。
よって、書いてある音符の「ド」は自動的に「ド#」になります。
臨時記号
「一時的に」というのがポイントです。
上の画像だと、「ド」の位置に臨時記号が付いているので、
この小節内でこの高さの「ド」は「ド#」となります。
しかし、2つ目の音の1オクターブ上の「ド」には無効なので、
1オクターブ上はただの「ド」になります。
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まとめ
ポイント
【今日のポイント】
・変化記号=音の高さを変える記号5つのこと
・調号は「曲全体」に有効
・臨時記号は「一時的」な小節内で、その高さの音のみ有効
今回は楽譜の読み・書きに必要な知識「変化記号」を学びました。
「調号」と「臨時記号」の違いは有効な範囲の差でしたね。
分からない記号や用語を一つずつ解決して、
最終的にこのサイトを見ながら皆さんが楽譜の読み・書きができるように
次回も楽譜に関する疑問を解説していきます!
では本日も、ここまでお疲れさまでした♪