実はあんまり分かってないんだよな…。
コード表やDAWのコードアシスタント機能。
便利だからと言って、使いすぎていませんか?
・コード表がないと、コード譜が演奏できない
・毎回同じような曲になってしまう
・引き出しが少なく、そもそも使いこなせない
普段なんとなく使っているコード(和音)にも「しくみ」があります。
しくみを理解し、自分の引き出しを増やしていきましょう!
こんな方におすすめ
- なんとなくでコードを並べている
- コードを転回したり、メジャーからマイナーにすぐ変換できない
- 学生時代、音楽理論に少し触れたことがあるけどもう覚えていない
目次
そもそもコード(和音)の定義って?
上の画像の譜面にあるのは「三和音(さんわおん)」です。
ポップスの作曲で最も使われる形ですね。
ちなみに、2つ以上の音を同時に鳴らせば和音という定義なので、
4つでも6つでも同時に音を鳴らせば和音ということになります。
こちらもCHECK
-
簡単に構成音を言えるようになる「コード(和音)のしくみ」|ひとりで学べる音楽理論
作曲でなんとなくコードを決めたけど、何の音が鳴っているかは言えません…。 ギターでコードは弾けるけど、詳しく説明してって言われると自信ない…。 いま弾いているコードを構成している音、言え ...
続きを見る
ルート?根音?三和音それぞれの名前は?
ポイント
三和音の3つの音は下から、
「ルート(根音)」「3rd(第3音)」「5th(第5音)」という名前がついています。
3rd・5th…。じゃあ7th(セブンス)って?
[/st-kaiwa1]
同じ理論です!
「7th(セブンス)コード」と「七の和音」は、
言い方が違うだけで同じ意味です。
先ほどの画像は三和音でしたが、
七の和音(セブンス)にすると以下のようになります。↓
スケール(音階)の記事でも触れましたが、
音楽理論を勉強する上で、実際に耳で確認することはかなり大切です。
聴こえ方の違いを実感することで、実践でも使いやすくなります。
響きの違いを聴き比べてみましょう
【三和音(トライアド)】
スケールはこちらから
-
【講師が解説】ひとりで学べる音楽理論・スケール(音階)|1.種類と聞こえ方
メロディーを作っているけど、なんか思ったようにならない! 音楽理論を使って、簡単にメロディーを量産する方法ってないですか? 音楽理論の「スケール(音階)」の知識に軽く触れてみましょう!カンナ先生 でも ...
続きを見る
↓三和音(トライアド)と七の和音(セブンス)の響きの違いを実際に聴き比べましょう。
【三和音(トライアド)】
【七の和音(セブンス)】
1音足しただけなのに、かなり響きが変わりますね。
まとめ
ポイント
「ルート(根音)」「3rd(第3音)」「5th(第5音)」という名前がついている。
②7th(第七音)も同じ理論
③一つ音を足しただけで、かなり印象が変わる。
④三和音(トライアド)で作曲していて「物足りない」と感じたときは、
セブンスコードにしてみるといい。
コード(和音)の、それぞれの音の名称がわかりましたね!
構造を理解できると、作曲や演奏で混乱することがグッと減ります。
次回は、メジャーコード(長三和音)・マイナーコード(短三和音)を
一発で変化させる方法を学んでいきましょう!
STEP3
-
【講師が解説】三和音を一発で変化させる!メジャーコードとマイナーコード|独学向け音楽理論
メジャーコードとマイナーコード、構成音はどう変わるの? コード表で毎回、確認するのはめんどくさい…。 何かいい方法はないの? 前回の記事で学んだ「構成音それぞれの名称」があ ...
続きを見る