作曲をするのにdawは必要?
スタインバーグ Steinberg DAWソフトウェア CUBASE PRO 11 通常版 CUBASE PRO/R 最先端のミックス機能 80種類のオーディオエフェクト搭載
↑のようなソフトの事ですね。
私は作曲を始めてからずっとこのcubaseを使っております。
この質問は結構目にしますが、作曲をするだけであれば不要というのが私の見解です。
また最終的な目的にも大きく左右されます。
まずは自分が何を目標とするのか、考えてみてください。
このような人には必要になってくるとは思います。
もういろいろ考えて後はDAWソフト買うだけだよーって方は迷わず買っちゃいましょう!
そうでない方は一緒に注意事項を見ていきましょう!
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目次
そもそも楽器が全く弾けない、演奏経験がない。
誰でもはじめは初心者じゃないの?って思いますが
自分の目標が楽器を弾けることでなく、作曲そのものにあるということを一度思い出してください。
仮に制作したい曲がバンドサウンドだとします。
バンドには主にギター、ベース、ドラムといった楽器が使われています。
ということは自分の目標であるバンドサウンドの曲を作るには少なからず、
その楽器が知識として頭にある必要があります。
では、楽器が弾けない、演奏経験ゼロの何も知らない状態でdawソフトを立ち上げてみるとどうでしょう…。
ポイント
・曲作りって何から始めるの?
・そもそも曲ってどうやって出来てるの?
このような疑問が生まれるのも、当然ですよね。
ココに注意
daw初心者という表現が昨今、よく使われていますが
dawが使えることと、作曲レベルは全くの別物です。
まずは楽器に触れることから、始めてみるのもよいでしょう。
途中で挫折しないためにも楽器が全く弾けないとどうなのか
ということは、知っておいて損はないでしょう。
セットを買うとすぐに楽器が弾ける!
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・目的が不明瞭でボヤっとしている。
「そんなもの後で見つければいいだろ!」って思いましたか?
しかし、目的がなければ成果も達成感も希薄になりやる気が持続しません。
これはDTMに限らず全てにいえることですよね?
最近のDTMは初心者の方も手が出しやすい印象になっています。
なぜなら
ココがポイント
・値段が安くなり、比較的手に入れやすい。
・初心者にも優しい自動ツールなどの謳い文句。
・ボカロなどの流行でDTMがより身近になった。
正直に言ってしまうと、手軽なのはDAWソフトを入手するまでです。
プラグイン、高性能のPC(自分の用途によっては)、オーディオインターフェース、ヘッドフォン、MIDIキーボード
あげるときりはありませんが、結局これ全部必要になります。
正確には、’ストレスなく音楽制作を続けようとしたら必要になってくるもの’です。
「そんなに人のやる気を削ぎたいのか!」と言いたくなる気持ちもわかります。
ですが、この先知らずに進めるとこれ以上の落胆が待ってます。
自作曲の質を下げる要因は、機材の良しあしだけではありません。
いろいろな情報に流される前に、きちんとした準備はしておきましょう。
① お金はそれなりにかかる(自分が満足いくものを追求すると)
② 敷居が低いのはDAWソフトを入手するまで
③ 知識や経験は少なからず必要になってくる
・作曲は音源そのものを作ることだけと思っている。
耳でパッと聞いた楽曲に対して
「私もこんなにかっこいい曲が作れたら」、「将来はあの人みたいに人を感動させたい!」と思った事でしょう。
そしていざ自分で楽曲制作をしてみると、思ったようにいかない。
そうやって短い楽曲の中に、どれほどの情報が詰め込まれているか、思い知らされたことでしょう。
音一つ一つには必ずその作り手が存在します。
全てを一人でこなしている人も中にはいらっしゃると思いますが、
作曲家と一口に言っても、その定義は曖昧なものです。
一人でなんでもこなしてしまう事はすごいですし、素直に尊敬します。
ですが、導入としての目標や指標にするのは少し危険な気がします。
素晴らしいメロディーを書ける人、文才があり美しい詞を書ける人、楽器は一つしか出来ないが、
それが抜群に上手い人、現代に合うように曲をブラッシュアップする人、またその編曲家
曲が素晴らしくなるのは個の力だけじゃないと私は思います。
作曲家=万能超人になることではありません。
苦手な事を他人に任せることもまた作曲家の大事なスキルです。
一人でやり遂げることに執着しないようにしましょう!
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・dawのみ、自動化ツールのみでプロのような仕上がりになると思っている。
これは最初に言っておきます。
絶対にありえません。
そのような動画をみたのであればきっとその方はマジシャンだったのでしょう。
言葉巧みにあなたを誘導したそれもただのマジックで魔法ではありません。
ここで話題の自動化ツールに触れておきましょう。
私もいくつか持っていますが、一言でいうと遊び心がありおもしろいものです。
例えばタネも仕掛けも知らない人に目の前で人が消えるイリュージョンをしてみせたとします。
「すごい目の前で人が消えるなんて魔法みたいだ!」「きっと彼には特別な力があるんだ」
と錯覚する人もいれば
「タネも仕掛けもあるんだからあれはマジックだ」「あれなら私にも出来る」
と思う人がいても不思議ではないですよね。
今日は曲が自動的に良くなる魔法をお見せするよ!
なんて何も知らない人からしたら最高の釣り文句ですよね?
そういったマジックを初心者相手に、見せているのです。
そしてそのマジック道具が数万円で手に入るなんて夢のような話ですよね。
しかしタネが分かっている人間相手には通用しません。
だから初心者相手なのです。
正しく使えれば素晴らしいツールなのに、私はこの風潮があることが非常に残念でなりません。
今本当に必要なものを考えてみてください。
特にプラグイン系統のものは、考えずに買うと必ず後悔します。
セールだからと飛びつかずにまずは音楽制作を快適に行える環境作りに専念しましょう!
初心者だからこそ’なんとなく’で使っていると迷宮に陥ります。
本来の目的や意図を理解して、正しく使えないうちは見送るのが賢明でしょう。
さいごに
このサイトでは初心者、独学の方に向けた音楽理論をご紹介しております。
少しでも参考になりましたら幸いです。
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