それは「入門から学んでいくこと」これに限ります。
もっと難しいこと学びたい気もするけど…。
いきなり難しい専門用語だらけの難易度高い音楽理論に触れてしまうからなんです。
ローマ字も読めない子に、
「英語で会話できるようになろう」と言ってるくらい無謀なことなんです!
「音楽理論を学ぶなら入門から!」なんですね。
独学だと勉強の仕方が分からなかったから助かった~!
でも、まず何から学べばいいんでしょう?
実は4か国語の呼び方があり、音楽理論を理解するためには外せない知識なんです!
今回の「音名」が理解できると…?
- 教本によって音名の呼び方が変わっても対応できるようになる!
- 各業界で使われる「ドレミ」の呼び方が分かる!
- どんな業界の人と演奏するときも役に立つ!
音楽理論「入門シリーズ」が始まりましたね!
音楽理論の勉強法が分からない方に向けて、
カンナ先生が1項目ずつ分かりやすく解説してくれます。
レッスンさながらの内容が盛りだくさんですので、
全部吸収して音楽理論を楽しく学んでいきましょう!
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目次
音名(おんめい)=ドレミファソラシド
こんにちは!カンナ先生です。
さっそく、音名について学んでいきましょう!
「ドレミファソラシド」のことを音名(おんめい)と言います。
このドレミファソラシドって、
何語か知っていますか?
これ実は「イタリア語」なんです!
音楽用語はイタリア語が多く使われています。
この「ドレミファソラシド」以外にも、
世界で使われている音名があります。
色んな業界で使われる音名4か国はこれ!
ポイント
・イタリア語
・日本語
・英語
・ドイツ語
主に、この4か国語で音名は呼ばれています。
ではひとつずつ見てきましょう!
イタリア語
この呼び方が一番使われていますよね!
普段から使っている音名ですが、
パッとイタリア語と答えられる人は少ないです。
この「ドレミファソラシド」の順番で、
他の言い方も見ていきましょう!
日本語
「いろはにほへと」って聞いたことありませんか?
昔、いろは歌が歌われていた時代が始まりです。
第二次世界大戦の時代は、
ドレミが禁止されていたこともあるようです。
今でもオーケストラなどのチューニングは「ラ」が基準となっていたり、
ギターのチューニングも「ラ」を基準にすることが多いですよね!
昔は「ド」ではなく「ラ」が基準だった話、
覚えておきながら次の言語に行ってみましょう!!
英語
並び順が綺麗じゃない気が…?
ここで、先ほどの「ラ」の話を思い出してみましょう!
「ラ」から読んだら…!?
そうなんです、綺麗にアルファベット順になっていますよね。
英語表記はポップス業界でよく使われています。
「コードネーム」
「コード進行」
「コードで演奏する」
なんてワード聞いたことありますか?
これらは、ほぼ英語の音名が使われています。
もし今クラシックを学んでいる方がこれを見ていたら、英語での呼び方にも慣れておくことをオススメします!
演奏を仕事にしたい場合は特に、英語で言えるようにしておきましょう!
ポップスやジャズなどの業界は、ほぼ英語音名で呼びます。
ドイツ語
突然、難しそうなのが出てきましたね!
ちょっと読み方も難しいし、英語と似ていて混乱しますよね…。
クラシックを学ぶ上では頻繁に出てきますが、
ポップスやバンドなどの場で出てくることはほぼありません。
「へー、ドイツ語もあるんだ!」くらいで暗記はいらないと思います。
暇すぎて何もすることがない時間があったら、時間つぶしに覚えてみてもいいかも(笑)
なんで4か国語を知ってほしかったのか
なぜ初回で音名の話をしたか。
「教本や業界によって音名の呼び方が違うため混乱する」
というあるあるを解消したかったからです。
同じだと知らなかったら混乱しませんか?
しかもこの音名、
業界によって言い方が変わったりするんです。
クラシック出身者は
ドイツ語・日本語・イタリア語をよく使う。
バンド出身者は英語をよく使う。
吹奏楽出身者は知らずにドイツ語を使っていたりするんです。
この人たちがアンサンブルしようとしたら…?
想像しただけで大混乱の合わせになりそうですよね(笑)
講師が厳選する
「今日のおすすめ教本」
今回おすすめする教本は、
「ジュニアクラスの楽典問題集」です。
私自身も使っていた教本で、講師になってからレッスンでもよく使っていました。
楽典の基礎から学べるので、いきなり難しい単語は出てきません。
ポイント
・きちんと入門から学べる
・難しい専門用語は解説が付いている
・音楽理論の基礎部分+「音程」「音階」「和音」なども学べる
独学で音楽理論を勉強するなら、
この教本がいいかなと思っています。
説明が必要な部分もありますが、
とりあえず何か教本が欲しい・ドリルで勉強したい方にはかなりオススメです。
かなりしっかりした内容で、レッスンでも使いやすい教材です。
教本などとセットで勉強して頂いてもいいかもしれません♪
教本や勉強に関する質問は、
公式InstagramのコメントやDMでお答えしています。
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今回のまとめ
「音名は4か国語ある!」
今回は、音名について学びました。
音名は4種類
・イタリア語
・日本語
・英語
・ドイツ語
そして、この音名はどうやって使い分けられているかと言うと…?
使い分けは?
業界によって、使われやすい言語が違う!
でも、もう知らずに混乱することはないと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回の入門シリーズ第二弾は「五線譜の知識」についてを予定しています。
どうぞお楽しみに♪
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