途中で二番になったり、サビが無くなってたりして意味不明!
バンドスコアやTAB譜はかなり省略して書かれています。
特にバンド出身のフリハタさんはかなり苦戦されていたようです。
今回は独学の天敵「反復記号」について詳しく見ていきましょう♪
こんな方におすすめ
- 趣味や独学で演奏を始めたばかりで、勉強したい!
- 手に取った楽譜を自力で読めるようになりたい!
目次
謎の記号「反復記号」
演奏してみたかったバンドピースや楽譜を手に入れて、
「よしやるぞ!!」と意気込んで開いてみたら、こんな謎の記号に出くわしたことありませんか?
楽譜通りに演奏していたら、原曲の尺と違うなんてことも。
それ、この「反復記号」が原因なんです!
今回は、色んな種類の反復記号を全マスターしましょう。
まずは上の画像にもある記号から見ていきます!
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3パターンの反復記号
線と点2つみたいなこの記号。
ポイント
この記号の名前は【反復記号】といいます。
この記号は名前の通り「くり返して」演奏する場合に使う記号です。
挟まれた反復記号
これは、曲の途中に出てくることが多いです。
囲まれているので、わりと分かりやすいパターンかもしれません。
反復記号に囲まれた場所をもう1回くり返して演奏します。
バンドピースだと、Aメロの繰り返しなどに使われますね!
曲のはじめから繰り返す場合
これは、曲のはじめから繰り返すときのみ使われます。
イントロの繰り返しや、サビ始まりの曲の繰り返しなんかにも多く見られるパターンです!
曲のはじめから繰り返すときのみ、始めの→この記号を省略するんですね。
数字が書いてある場合
順番だけを見てみると、上の画像のようになります。
1や2のカッコがどんな意味を持つのでしょうか。
では、詳しく順番を追ってみましょう!
1や2は、数字の通り演奏する順番を示していましたね。
バンドピースでは、曲の1番と2番の構成が同じ場合に使われています。
なんだそのアルファベット!?「D.C.」「D.S.」
バンドピースや楽譜を見ていて、
「なんだ!?知らないアルファベットがあるけど、まあいっか!」
なんて思った経験ありませんか?
私もピアノを習い始めて、このアルファベットが出てきたときは混乱しました…(笑)
このアルファベット。何の記号なんでしょうか?
注意ポイント
←これと同様、演奏する順番を表している大切な記号です!
では、詳しい説明を見ていきましょう!
D.C.
ポイント
Da Capo(D.C) ダ・カーポ
意味:「D.C.」から、曲の始めに戻って、 または の場所で終わる記号
「D.C.」で最初に戻り、「Fine」で終わっていますね。
曲の始めに戻るときしか、この「D.C(ダ・カーポ)」は出てきません。
D.S.
ポイント
Dal Segno(D.S) ダル・セーニョ
意味:「D.S.」から、曲の途中にある この記号(セーニョ記号)に戻り、
または の場所で終わる記号
「D.S.」から に戻り、 で終わっていますね。
D.S.(ダル・セーニョ)は、かなり頻度高く出てきます。
謎のアルファベットの意味が、解明しましたね!
これで、バンドピースや楽譜を演奏するときも安心です。
まとめ
ポイント
・ ←反復記号:くり返し演奏するときに使う記号
・やは演奏の順番を表す
・【Da Capo(D.C) ダ・カーポ】
意味:「D.C.」から、曲の始めに戻って、「Fine」などの終わりを示す場所で終わる記号
・【al Segno(D.S) ダル・セーニョ】
意味:「D.S.」から、曲の途中にある記号「セーニョ記号」に戻り、「Fine」などの終わりを示す場所で終わる記号
今回は、楽譜の読み・書きに重要な「反復記号」について学びました。
分からなかった記号や用語も、意味が分かるとスッキリしますよね!
「あれ?なんだっけ?」と思ったら、いつでも見返しに来てください。
では、最後まで本当にお疲れ様でした♪