いま弾いているコードを構成している音、言えますか?
独学で音楽理論を学んでいる方がつまづく項目、
第一位は「コード(和音)」です。
今回はコード(和音)の基礎をしっかり見直し、
正しい知識を身につけていきましょう!
コード(和音)の定義
上の画像の譜面にあるのは「三和音(さんわおん)」です。
ポップスの作曲で最も使われる形ですね。
ちなみに、2つ以上の音を同時に鳴らせば和音という定義なので、
4つでも6つでも同時に音を鳴らせば和音ということになります。
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Cメジャースケールでコードを作る(基本形)
Cメジャースケールでコードを作ってみます。
↓まず、Cメジャースケールを見てみましょう。
↓では、このCメジャースケールに音を重ねてみましょう。
これでCメジャースケールで使われる和音の基本形ができました。
「え?これだけ?」って思ってもらえればバッチリです。
そうなんです。三和音って、1音飛ばしで音を重ねただけで作れちゃいます。
※作曲で役立つ「転回形」については、次回の記事で詳しく説明します。
Cコードの構成音をパッと答えられるようになりたい!
思ったより単純ですね!
これならCスケールのコード(和音)の構成音は、言えるようになりそう!
まとめ
ポイント
・和音とは、二つ以上の音を同時に鳴らす
・基準となる音に音を重ねるだけで、作曲で使うコードは作れる
・構成音をパッと答えるには、「1音飛ばし」が鉄則
コード(和音)の入門編はいかがでしたか?
次回は三和音についてより深く学んでいきましょう♪
作曲で実際に使えるコードの重要な知識なので、楽しみにしていてください♪
STEP2
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