音楽大学に進学する学生にとって、ソルフェージュを学ぶことは避けられません。
この記事では、音大合格を目指す受験生に必要なソルフェージュ教本選び方について、初心者~上級者にわけて解説します。
この記事で自分に合った効果的な教本を見つけて、いまの悩み解決に役立つことを願っています。
ソルフェージュとは
ソルフェージュとは、音楽の基本を学ぶための練習です。
具体的には、
ココがポイント
楽譜を見て歌う「視唱」
音を聴いて楽譜に書く「聴音」
リズムを読む「リズム練習」があります。
これらの練習を通じて、音楽の理論を理解し、演奏技術を向上させることができます。
ソルフェージュの歴史は16世紀のヨーロッパに始まり、長い間音楽教育の基礎として使われてきました。音楽大学では、授業や試験でソルフェージュのスキルが求められます。
ソルフェージュの種類
ソルフェージュは、主に以下の3つの要素から成り立っています。
①視唱:楽譜を見ながらピッチやリズムを正確に歌います。音大受験でおこなう新曲視唱は、初見楽譜を瞬時に理解する力を養います。
②聴音:音を聴いて楽譜に書きおこします。正確に音を聴きとる能力、聴いた音を譜面に書く能力が必要です。詳しくはこちらの記事に書いてあります!
「絶対音感がないと聴音は難しい」 こんな話、よく聴きますよね。 じゃあ、私には音感ないし聴音は無理なのかな…。 そう思ってしまうのも当たり前ですが、現実は違います。 ちゃん ... 続きを見る
参考【聴音】絶対音感がなくても鍛える秘密の練習法!音大合格者を輩出する講師が教える|ソルフェージュ
③リズム練習:リズムを正確に理解し再現する練習です。リズム感を養い、視唱にも聴音にも必須の能力です。
これらの要素をバランスよく学ぶことで、総合的な音楽力が向上していきます。
レベル別に教本を紹介
ソルフェージュ講師が、聴音と新曲視唱の教本を紹介します。それぞれレベル別になっているので、当てはめて選んでみてくださいね。
聴音のレベル別おすすめ教本
-
- 初心者向け:まずは、楽譜を書くことに慣れていきましょう。いつも演奏していても、いざ書くのはスキルが必要です。
リンク - 中級者向け:簡単なメロディーを書きとれるようになってきたら、難易度を少しずつ上げましょう。
リンク - 上級者向け:より難しい課題をこなすことで、調号の多さやリズムの複雑さに慣れていきましょう。
リンク
- 初心者向け:まずは、楽譜を書くことに慣れていきましょう。いつも演奏していても、いざ書くのはスキルが必要です。
新曲視唱のレベル別おすすめ教本
-
- 初心者向け:まずは、歌うことに慣れていましょう。小さい声より大きい声の方が上手く聴こえますよ♪
リンク - 中級者向け:より音のピッチやリズムを意識して歌うようにしていきます。
リンク - 上級者向け:こちらは私が受験生のときの大学主催の講習会で使っていた教材です。簡単~激ムズまで揃ってます!
リンク
- 初心者向け:まずは、歌うことに慣れていましょう。小さい声より大きい声の方が上手く聴こえますよ♪
教本選びの実践的アドバイス
教本を選ぶ際の実践的なアドバイスとして、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。
- 教師や先輩の意見を聞く
音大受験を経験した先生や先輩のやってきたことを参考にすることで、自分に最適な教本を見つけるヒントになります。 - 自分の学習スタイルに合った教本を選ぶ
同じ音大合格者でも、一人ひとりの学習スタイルはそれぞれです。自分に合った練習方法を考え理解し、それにピッタリの教本を選ぶことが大切です。
まとめ
適切なソルフェージュ教本を選ぶことは、音大合格へ向けた学習を成功させるための重要なポイントです。
自分のレベルや目的に合った教本を選ぶことで、効果的に学習を進めることができます。継続できるスタイルを見つけて、受験に向けた成績アップを目指しましょう!