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【講師が解説】特例は2つだけ!完全コースの1・4・5・8度のルール|音程編・第5弾

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音程のルールを超簡単にかみ砕いて、教えてほしい!

・4・5・8度が「完全」になることは前回までの記事に書いてあったけど、
特例があるって聞いたんだけど…。
覚えられるかな…。
前回は「長・短コース」のルールをマスターしましたね!
だんだん音程の問題にも慣れてきた頃でしょうか?
今回も、手順を詳しく画像つきで解説していきますので、
一緒に学んでいきましょう♪

※「完全コース」とか「長・短コース」って何?という方は、
↓下にリンクを貼っておくので、確認してから進んでください。

カンナ先生

 

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こんな方におすすめ

  • 音程の基礎は理解できたけど、問題の解き方が分からない
  • 「音程」を理解して、コード(和音)やキー(調)を取り入れた作曲がしたい
  • なるべく少ない手順で、簡単に答えを導き出したい

 

完全コースのおさらい

 

前々回、音程が狭くなるか・広くなるかで度数の前に付く単語が変わる話をしました。

もう一度、図で確認しましょう!

例えば、「完全」からはじまった場合、

・一つ広くなれば「
・一つ狭くなれば「

となります。

では、今回の本題です。

完全コースに属する
「1・4・5・8度」のルールを見ていきましょう。

カンナ先生

 

1・4・5・8度は基本「完全」

 

「完全コース」はシャープ(#)やフラット(♭)がつかない限り、
基本的に「完全」が付きます。

(例)完全1度

 

(例)完全4度

 

(例)完全5度

 

(例)完全8度

なんだ!前回の「長・短」にはルールがあったけど、
「完全」は簡単なんですね!

ここまでだと、そう見えますよね(笑)
でも、この「完全」には特例が存在します。

…と言っても、2つだけ気を付けてほしい音程があるだけです!
しかも2つには共通点があるので、覚えやすいです。

カンナ先生

 

【特例】増4度・減5度

 

2つの特例を紹介します。

シャープ(#)やフラット(♭)がつかない場合は、
この2つの特例だけ気をつければ大丈夫です。

↓では画像で見ていきましょう!

カンナ先生

 

 

この2つの音程が出てきたときは、特例で「完全4度」「完全5度」ではなくなります。

ポイント

どちらとも「」と「ファ」の組み合わせ

4度と5度に特例があり、

そのどっちも「シ」と「ファ」の組み合わせですね。

4度が「増」で、5度が「減」という点だけ暗記しておきましょう!

 

練習問題

 

鍵盤を下に貼っておくので、
考えるときの参考にしてください♪

カンナ先生

【問題1】

 

 

【問題2】

 

【問題3】

 

 

【問題4】

 

特例、解けましたか?
少しずつ音程の問題に慣れていってください♪

カンナ先生

まとめ

 

ポイント

【完全コースのルール】

基本的には「完全」が付く

「シ」と「ファ」の音程【増4度】と【減5度】は特例

今回は「完全コース」のルールを学びました。

ここまで順番に「音程編」を読んでいただいた方は、
かなり音程についての知識が蓄積されましたね。
基礎を飛ばさず、しっかり学ぶことは何事にも欠かせません。
次回はいよいよ応用編です。

シャープ(#)やフラット(♭)がついた音程を解けるようにします!
ここまでできれば、音大受験の問題でも出てくるレベルになります。
基礎に少し自信がない場合は、
ぜひ音程編を最初からパーっと目を通してみてください♪

では本日も、ここまでお疲れさまでした♪

カンナ先生

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小林かんな

ピアノ、音楽理論、ソルフェージュ講師。東京音楽大学ピアノ科卒業。 受験の音楽理論やソルフェージュ指導を得意とし、東京音大や国立音大など合格者多数輩出。 このサイトでは、講師目線でおすすめ教材や受験に関する悩みの解決法を発信しています。

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