音楽理論を使って、簡単にメロディーを量産する方法ってないですか?
やる気が出ないなあ…わたしにもできますか?
どこまで勉強していいのか分からないと途方に暮れてしまいますが、
こんな風にやることが見えていると勉強しやすくなります。
第一弾の今回は、音階の種類と聞こえ方について学びましょう
音階の定義
↓楽器の基礎練習なんかでもよく見かける、こんな感じの音列。
ある音からスタートして、
その1オクターブ上まで(例:ドから次のドまで)特定の間隔で並んでいる音列を、
「スケール(音階)」と呼びます。
(ちなみにこれは、Cメジャースケールです。)
スケールは「明るい」「暗い」
スケールは大きく2つに分かれます。
ポイント
①明るい印象を持つメジャースケール(長音階)
②暗い印象を持つマイナースケール(短音階)
①メジャースケール(長音階、Dur)
※冒頭で聞いてもらったCメジャースケールです。
注意ポイント
【各界での呼び方】
・メジャースケール(英語)
=ポップス界でよく使われる
・長音階(日本語)
=クラシック界・ドリルなどでよく使われる
・Dur(読み方:ドゥアー)(ドイツ語)
=クラシック界でよく使われる
全て言い方が違うだけで同じ意味です!
自分に合った言い方を覚えておいてください♪
では、この明るい印象のスケールでメロディーを作るなら…?
ポイント
【メジャースケールを使ってメロディーを作る例】
・明るい曲
・爽やかで疾走感がある曲
・可愛いアイドル曲 etc...
②マイナースケール(短音階、moll)
こちらはCマイナースケールです。
始まりの音は同じC(ド)からですね。
同じ音で始まっても、こんなに印象が変わります!
注意ポイント
【各界での呼び方】
・マイナースケール(英語)
=ポップス界でよく使われる
・短音階(日本語)
=クラシック界・ドリルなどでよく使われる
・moll(読み方:モール)(ドイツ語)
=クラシック界でよく使われる
全て言い方が違うだけで同じ意味です!
では、この暗い印象のスケールでメロディーを作るなら…?
ポイント
【マイナースケールを使ってメロディーを作る例】
・暗い雰囲気のバラード
・不穏な雰囲気を出したい時
・暗くてアップテンポなかっこいい曲 etc...
【練習問題】今日のおさらい
それでは、今日のおさらいをしてみましょう!
二つの音源を聴いて、どちらがメジャースケールか当ててみましょう
これが分かった方は、今回の内容はバッチリです!
お疲れ様でした
おわりに
今回は、スケール第一弾「2つのスケールと聞こえ方」について学びました。
これは音楽理論全体に言えることですが、
段階を踏まずにいきなり難しい問題にチャレンジすると苦手意識を持つ原因になります。
次の第二弾では、メジャースケール(長音階)の決まりを学びましょう
STEP2
-
講師がわかりやすく解説「メジャースケール(長調)」&「調号」|ひとりで学べる音楽理論
明るいメロディーはメジャースケールって言われたけど、違いがわからない。 テキストでよく見る「調号」って何? スケールを覚えると個性的な発想が出来なくなりそう…。   ...
続きを見る