新曲視唱は、楽曲を理解し演奏するための基礎力がつきます。また、合唱やソロでの新曲の譜読みにも初見力として非常に役立ちます。
この記事では、新曲視唱の練習方法や、よくある悩みとその解決法をわかりやすく解説していきます。
記事の最後には、上手く聴こえる秘密のコツも書いておきますので是非最後までご覧ください♪
目次
新曲視唱とは?
新曲視唱は、メロディー楽譜を初見で歌うことを指します。音大受験や音楽科の学生にとって、新曲視唱は避けて通れない重要なスキルです。
しかし、はじめから上手くはいきません。「こんなにたくさんの音符や休符や臨時記号、一体どうやって初見で歌うの?」と不安になることもありますよね。
新曲視唱の練習3ステップ
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1リズムの練習
新曲視唱の課題曲には、数字や音楽用語によるテンポ指示があります。
リズム練習では、メトロノームに合わせて歌えるように練習しましょう。最初は、ピッチを気にせずリズムだけを意識し、ゆっくりとしたテンポで練習してみましょう。
メトロノームは電子タイプではなく、振り子タイプがおすすめです。常に視界に入る場所に置いて、練習してみてくださいね。
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2ピッチの確認
ピッチを安定させるには、ピアノ(キーボード可)やチューナーを使って正確な音を聴きながら歌いましょう。最初は完璧なピッチで歌えなくても大丈夫です。何回も確認しながら歌うことをくり返すうちに、ピッチは安定していきます。
家で大きい音が出せない場合は、チューナーを使うのがおすすめです♪
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3フレーズを分けて練習する
最初から一曲通して歌えるようにはなりません。まずは、楽譜を見ながら小さなフレーズごとに分けて練習しましょう。
一度に全てを歌おうとせず、少しずつ進めて理解しながら歌っていくのがポイントです。
よくある悩み&解決法!
①リズムが取りづらい
リズムに苦手意識がある場合は、音をつけて歌うのをやめましょう。まずはメトロノームに合わせてメロディーのリズムを手で叩くだけでOK。
次に「タタタータタータ」などリズムだけで歌い、最後に音をつけて歌ってみましょう。
いきなり難しい課題にチャレンジしている場合は、初心者向けの教本を買ってみてください。
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②ピッチがズレて合わない
歌うときは常にピアノやキーボードを使って、正確なピッチを確認することが一番の近道です。
最初は合わせられなくて大丈夫。ずっと正しいピッチの音を聴いて歌っていると、耳が正しいピッチを覚えていきます。重要なのは、1週間や2週間でこの練習を辞めないことです。練習するときは必ず、ピアノで弾きながら歌ってください。
家にピアノが無い場合は、キーボードで代用しましょう。
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③歌うことに自信が持てない
歌うことに抵抗がある人もいますよね。「もっと自信を持って歌いましょう」と言われたことがある人も多いと思いますが、できた!という成功体験もないのに自信を持てというのは無茶な話です。持てないのが普通なので安心してくださいね。
自信は、少しずつ成功体験を積み重ねることで自然についていくものです。毎日の練習で、リズムを叩けるようになって、リズムを声に出せるようになって、音を付けられるようになります。突然出来るようになる人はいないので、一段階ずつクリアしていってくださいね。
新曲視唱で上手く聴こえる秘密のコツは?
新曲視唱で上手く聴こえる秘密のコツは、ドレミの発音をはっきり・声量は大きめです。
試しに、発音をはっきりせず声量も小さく歌ってみてください。いつもより下手に聞こえるはずです…。
新曲視唱は、90%以上の人が音楽高校や音楽大学への受験をきっかけに始めます。全員にそこまで大きな実力差もありません。今すぐ練習を始めて、この記事に書いた練習をひとつずつクリアし、ぜひ練習に取り入れてみてくださいね。応援しています!